意外と簡単、レポート機能のご紹介

2021/02/26|機能紹介

こんにちは、Editorial Manager®(以下EM)サポートの小川です。

EMには「レポート機能」というものがあることをご存知でしょうか?今回は知っていると便利な、EMのレポート機能についてご紹介します!

レポート機能とは?

EMに記録されているあらゆるデータを使い、様々な条件を設定したり、項目を選択してレポート(データの一覧表)を作成できる機能です。

レポートというと難しく聞こえるかもしれませんが、実はEMではデフォルトで30種類以上のレポートが出力できるんです。編集委員会用の資料を作成することはもちろん、レポート内容を定期的にメールで通知することもできるので、著者や査読者へのリマインドとしても活用することができます。

便利なレポートのご紹介

デフォルトで設定されているレポートの中から、お勧めのものを3つご紹介します。
なお、今回ご紹介するレポートは、いずれも以下の場所から出力することができます。

【便利なレポートその1】ジャーナルアカウンタビリティレポート

指定した期間内での、投稿・審査に関する様々な実績を把握することができます。

参照できるデータは、以下の5つです。

上記データの中から参照したいものを選択し、期間などを指定して検索すると統計を表示することができます。

例えば「投稿/修正投稿の統計」(下図)では、新規投稿数、事務局による投稿削除数、テクニカルチェック未完了の投稿数など、計13項目の実績を参照できます。

※クリックで拡大します。

期間内でのジャーナル全体の動きを見ることができるので、編集委員会用の資料の参考データとしてご活用いただけるレポートです。

【便利なレポートその2】修正投稿自動リマインダレポート

修正投稿を著者へ返却したものの、期限を過ぎても中々再提出してもらえないということはないでしょうか。そんな時はこのレポートが便利です。

  1. 修正投稿を依頼してからちょうど●●日後にリマインダを送信。
  2. 修正投稿期限日からちょうど●●日前にリマインダを送信。
  3. 修正投稿期限日からちょうど●●日経過後にリマインダを送信。

上記3パターンいずれかの方法で、修正投稿未提出の著者に対して自動的にリマインドメールを送信することができます。

Excel等でのアナログな進捗管理から解放されるだけでなく、ある種機械的にリマインドすることができるので、忙しい先生方に個別に電話やメール等で督促をする心苦しさも軽減出来るかと思います。

【便利なレポートその3】査読実績レポート

査読者ごとの実績を一覧で参照できるレポートです。

指定した期間内での査読中の投稿数や平均作業日数、平均遅延日数などの数値を出すことができるので、査読者を評価する際の指標として活用することができます。
また、レポートの出力内容をデータファイルとしてダウンロードすることも可能です。

さいごに

今回はレポート機能についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

デフォルトのレポート以外にも、EMでは任意の項目を組み合わせてカスタムレポートを作成することもできます。例えば「査読打診を受諾してから1週間以内に提出された論文の本数」などのより詳しいデータを出力することも可能ですので、もしレポート機能についてご興味をお持ちいただけましたら、是非お気軽にご連絡ください!