ジャーナル間での投稿移動!?便利なジャーナル間転送機能とは?

2022/12/26|ブログ

こんにちは、Editorial Manager®(以下EM)サポートの瀬谷です。
すっかり凍える日々になってきましたね。私の好きな暖の取り方は、こたつでもホッカイロでもヒートテックでもなく「湯たんぽ」です。一度ハマると手放せないアイテムになりますので、冷え性の方は是非湯たんぽ試してみてください★(笑)

さて、EMには一度提出された投稿を別のジャーナルに転送する機能があります。
今回は、ジャーナル間での投稿転送機能についてご紹介いたします。

ジャーナル間転送機能の使い方

例えば、著者が一度「Aジャーナル」のEditorial Managerにご自身の論文を投稿したとします。その投稿が受付された段階で、もしくは審査の結果、別ジャーナルに適していると判断された場合など、著者は別のジャーナルに再投稿を試みます。この場合、通常であれば新しい投稿先である「Bジャーナル」に論文を提出するため、著者は投稿を一から作成し直す必要がありますが、ジャーナル間転送機能を利用することで「Aジャーナル」に投稿した論文を直接「Bジャーナル」に転送することができます。同じ投稿を再度作成したり、ファイルを再度アップロードする必要がなくなります。

このように、研究者や事務局の手間を少しでも軽減させるために追加された便利な機能となります。
また、本来であれば「不採択」となっていた論文に対して、更に適した他ジャーナルに投稿する機会を設けることができます。

Editorial Manager上でのジャーナル間転送機能

では、Editorial Manager上で実際にどのような流れでジャーナル間転送ができるのかご紹介いたします。

ジャーナル間転送機能をご利用いただけるタイミングは大きく2つあります。
1つ目が「受付時」、2つ目が「審査時」です。

①受付時の転送

著者から投稿があってすぐ、事務局の受付の段階で別ジャーナルへの投稿を推奨することが可能です。

(サンプル画面)
事務局の受付時に「最終確定を設定」>「転送」を選択します。

あらかじめ設定している、受け取り先のジャーナル名が表示されますので、どのジャーナルに転送するかを選択します。
※あらかじめ設定しているジャーナルに対してのみ、転送が可能です。

②審査時の転送

査読後、編集委員または委員長の審査で「不採択」判定となった場合に、別ジャーナルへの投稿を推奨することも可能です。

(サンプル画面)
編集委員または委員長の審査報告画面で「不採択(他ジャーナルへの投稿推奨)」を選択します。※判定名称はカスタマイズ可能です。

「不採択(他ジャーナルへの投稿推奨)」の判定となった場合は、著者側で転送打診に対して受諾もしくは辞退の回答が必要となります。

著者が転送打診を辞退した場合や、著者からの回答が無い場合は通常の「不採択」判定となり審査終了となります。
転送を受諾した場合は、あらかじめ設定している受け取り先のジャーナル名が表示され、著者が選択したジャーナルへ転送されます。

なお、審査後に転送をする場合は、メタデータだけでなく査読結果やコメントも一緒に転送することが可能です。その場合、査読画面では査読者に対して転送についての同意を取ることができます。同意していただいた場合のみ、査読コメント等が転送されます。

(サンプル画面)
査読時の質問項目で、転送についての同意が確認されます。※質問内容はカスタマイズ可能です。

転送先のジャーナルの画面

受け取り先のジャーナルでは、以下のように事務局画面「転送された投稿」フォルダに論文が格納されます。

「投稿を編集」または「著者へ返却」をし、新しい投稿先の投稿規程に合うよう投稿を編集します。その後、新しい投稿先で審査を進めることが可能です。
著者が以前の投稿時にアップロードしたファイルや情報はそのまま残ります。
また、審査後の投稿で査読者から転送許可された場合は、査読コメント等も受け取り先のジャーナルから確認ができます。

さいごに

ジャーナル間転送機能はいかがでしたでしょうか。
関連のあるジャーナル間で転送許可設定をしておくことで、著者や事務局側の負担軽減につながるかと思います。
今回はEM間の転送機能についてご紹介いたしましたが、EM外のシステムからの転送機能もございます。

少しでも気になる学会様は、EMクライアントサポートまでお気軽にお問い合わせいただければと思います。今後も、このような便利なEMの機能をご紹介いたしますので是非ご活用ください♪