こんなレポート欲しかった……!エンタープライズアナリティクスレポート(EAR)

2024/02/29|機能紹介

こんにちは。Editorial Manager®(以下EM)サポートの笠井です。
先日2/22は「猫の日」でしたね。実家からは「うちは毎日が猫の日」というメッセージと共に、愛猫の写真と動画が大量に送られてきました。猫の日は日本だけではなく世界各国で制定されているそうで、国によっては「黒猫の日」を猫の日とは別に定めているところもあるようです。世界中で愛されている猫のように、EMも皆さまに愛されるサービスでい続けられるよう、これからも進化を続けてまいります。

さて、以前のブログ記事『意外と簡単、レポート機能のご紹介』では、EMにデフォルトで設定されているレポートについてご紹介しましたが、今回は、さらに柔軟なカスタマイズができる「エンタープライズアナリティクスレポート(以下EAR)」に焦点を当てたいと思います。
EARでは、任意の項目を組み合わせたオリジナルのレポートを作成することができます。作成したレポートをEM上で参照できるのはもちろん、ExcelやCSVなどの形式でダウンロードすることもでき、普段の進捗管理や編集委員会での資料などに活用いただけます。

この記事では、便利なEARの作成例を3つご紹介します!

必要な情報のみを一目で確認できる!
審査進捗一覧レポート

1つめは、多くのお客さまにご活用いただいている審査進捗の一覧レポートです。
編集者ごとの担当投稿のステータスを確認できるレポート、査読者ごとの担当投稿の査読期限日と査読状況を確認できるレポートなど、EM上のデータをジャーナルに合わせて様々な項目で出力し、作成することが可能です。現在審査中の投稿のみを表示したり、審査が完了した投稿を出版後の巻号ごとに表示したりすることもできます。

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査読プロセスの改善に役立つ!
査読打診を辞退した査読者と理由一覧レポート

2つめは、査読打診を辞退した査読者とその理由が一覧で確認できるレポートです。
辞退理由を把握することで、理由に応じた対応策を検討することができ、よりスムーズな査読審査に繋がります。例えば忙しさが理由で辞退する人が多い場合は、査読期限の延長を検討したり、同時期に依頼する件数を制限したりと、より多くの査読者が査読を受諾できるような仕組みを考えることができます。また、専門分野の不一致を理由に辞退する人がいた場合は、その情報を参考に分野の見直しやキーワードの活用、査読者の再選定を行うことが可能です。

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アカウントを整理してスムーズな利用を促進!
重複したユーザ一覧レポート

3つめは、アカウントが重複している可能性があるユーザ一覧レポートです。
すでにアカウントを持っていても、パスワードを忘れて新規登録をしたり、すでに登録してあることを忘れて別のメールアドレスで新規登録をしたりすると、意図せず複数のアカウントを持ってしまうことにより、データの一貫性が保たれず管理が煩雑になってしまいます。
EMでは、履歴を残したまま複数のアカウントを統合することができるため、このレポートで重複アカウントを確認して統合することで、より円滑で効率的な運用に繋がります。

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おわりに

いかがでしたか?ご紹介したレポート以外にも、本当に様々なレポートをカスタマイズして作成することができます。興味を持っていただけたレポートや「こんな情報が欲しいんだけど出せる?」といったご要望がございましたら、EMクライアントサポートにご相談ください。

これからも便利な機能やお役立ち情報を発信していきます。それでは、次回の更新を楽しみにお待ちください!